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スローグッドバイなんだかんだ言って久しぶりの石田衣良作品。
恋愛小説はあまり好きじゃないと自認する私ですが、男性の描く物だったらやっぱり大丈夫…というか好きだったり(苦笑)。単純に石田衣良の文章が好きなだけかもしれませんが。

短編小説集なので、まぁお話がいくつか入っているのですが、多少ものを書く身としてはやっぱりモノカキさんが出てくるお話が興味深い。「夢のキャッチャー」と「スローグッドバイ」。
純粋に恋愛ものとして一番私が気に入ったのは「ローマンホリディ」ですね。
「私と『ローマの休日『』しませんか」という掲示板の一文から始まった恋愛ものがたりなのですが、感動したとか泣けたとかそういうことじゃなくて、まったりとふわふわした気分になりました。
こういうの大好き!
「娼年」を読んだ時にもこんな印象を受けたんですよね。なにかしら通ずるものがあるのかな。
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ゆめのつるぎ 少年源頼朝の巻若木未生先生の新作です。
発売数日前に偶然出版を知った時には「おいこらー! オーラバの続きを早く書けよー!!」とか思ったのですが、挿絵が夢花季さんだったことと若木未生の歴史モノというところが気になって発売日にGETしました。
お話自体は面白かったです。若木節(精神世界というか忘我の境地と現実を行ったり来たりする自問自答やら心理語り等)が絶好調なので、ちょっと読みづらい部分もあったりしまが、私はこの若木節が好きなので…。
ただ、私は大学受験科目に日本史が入っていたので、高校まではけっこうきっちりと日本史の勉強をし、未だに日本の歴史には興味を持っているほうなのですが、院政・源氏平氏の時代はニガテなのですよね…というよりもあまり好きでもなくて(苦笑)。
だから、読み進めながらも頭の中で史実を追い照らし合わせつつ、という読み方が出来なかったのでちょっと残念でした。
偶然の祝福私と同じく二次創作カキモノをする友人から借りさせられた一冊。
常々思っていたことですが、私は女流作家の書いた文学作品というものがあまり好きではありません。江国香織もそうでした。まだ読んだ事はないのですがきっと川上弘美もそうでしょう。もちろん金原ひとみに対しても同じでした。
ストーリーが面白いとか面白くないとかそういうことではなくて、あえていうなら〓文体〓でしょうか…。
ねちっこいといったら多分言いすぎです。
抽象的な表現で言うなら、『あたし』臭いのですよ。
まぁ当然作品内で一人称が「あたし」となっているものも苦手です。だけど、女性の書くものって一人称がたとえ「私」「わたし」であっても、「あたし」臭さを感じるものが多いのです。ちなみに「アタシ」だとまた少しニュアンスは変わります。
私がこういう類が苦手なのは、おそらく私の性格によるものなのでしょうね。
私も女なのに、女性の感性を感じてしまう作品が苦手、と。
いつもどうしてくれようかと思うのに、前にまったく進んでないのですね。
困ったもんだ。

そして、気がつけば本の感想自体一言も書いていない…。アタタ。
えーと…読みやすかったですし、お話も好きなものいっぱいありましたよー。
バッテリー〈6〉 教育画劇の創作文学読み始めたときに「面白い〜〜」と書いただけで特にそれぞれの巻に感想つけるようなことはしなかったのですが、最終巻だけは気合入れてblog感想書くぞ! と、思っていたわけなのですが。
が! しかし!

……う〜〜〜〜〜〜ん…。昨日の夜、やっと読み終えたのですけれどもね。なんて言うか…。書かなくてもいいかなぁ別にーな心境のまま現在に至るワケです。
念のために明記しておくと、けなすつもりはまったくないです! ガッカリしたというワケでもつまらなかったワケでもありません。「バッテリー」シリーズは未だにオススメの児童書ではあります。角川から続々と文庫化してるので、ちょこっと興味があるかな程度の方は是非是非読んでくださいませ!

で、ちょっとだけ感想というかコメント程度のことを書かせていただくとですね(ネタばれ含みます)、
インナーネットの香保里「未来のおもいで」を読んでから、ずっと読もうと決めていた作品。児童向けの作品なので本屋で探すのにちょっと苦労してしまいましたが、見つけたときはなんだか無性に嬉しかったです。いやいや、それにしても挿絵が鶴田謙二さんとは驚きました。漫画家としてしか認識していなかったので、こんな仕事もされるんだーと今更のように感激してしまいました。ちょっとマヌケ…(苦笑)。
肝心の内容のほうも、期待通りに面白かった、というよりもすごく気持ちよく読ませていただきました。
私はSFのことは全然分からないんですが、設定もそれほど難しいワケではなかったし、主人公たちの言動があまりに純粋なものに見えて、むしろそちらのほうに意識が行っていました。子供向きのせいかどことなく展開が安易な気がしてしまって仕方なかったのですが、それでも嫌気がさしたりはしなかったですね。中学生に若返ったつもりで読んでいたかもしれません。
うーん、それにしても梶尾さんの文章って奇麗だなぁ…。
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