本とか漫画とか映画とかお芝居とか雑談とか
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感想みたいなものは26巻まで読み終えてからにしようかな。
あ、でも私は相変わらずラクシが好きなんだと実感。ちゃんと高山みなみさん(劇場版&CDドラマで声あててらっしゃる)の声で聞こえてくるよー。
あ、ポートピアはやり終えました。結局攻略サイト探しちゃったけど。
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結構一気に読んでしまいましたが、個人的にはあまり好みではないです(苦笑)。
パラレルワールドに姉弟のふたりが迷い込み、何とか元の世界に戻ろうとする、ありきたりな設定の話ですが、文体が主人公の中学生の女の子の一人称で進むのでなんだか読んでて気持ち悪くて…。一人称が悪いわけではなく、多分使ってる言葉の問題なんだと思いますけれども。
それこそ中学生くらいの女の子が読んだら面白いと感じるのかなぁとかも思いましたが、私は結末にもあまり納得しなかったしなぁ…。うーん。
ちなみに、この本で初めて「ヤングアダルト」なる言葉を知ったのですが、へぇ、と思うと同時に別にそんなにジャンル細分化してもなぁ、とも思いました.

面白い…! 児童書だとナメてかかっちゃいけません、とは書評のあちこちで見かける文句ですが、確かにそうとしか言いようがない。理屈ヌキで没頭して読みきっちゃいました。実を言うと、巧くんのような自信家のキャラは私は苦手なほうだったりするんですが、何故13歳の少年がこれほど自信家でいられるのか、という辺りとかを考えるとなかなか可愛いキャラクターなのです。12歳か…。私はどんな12歳だったんだろう。
そういえば、私は小説が書けるんだ!って得意気になっていた気がします…(周りに小説書いてる子なんていなかったからね)。あ、初めて自分でシナリオ書いてクラスで自主発表なんかしたのもこの歳だったな、と。
初心に返るべきなのかもしれない。

電車の中で読みきったんですが、最後はもううるうると泣きそうになって(…いや、泣いてたかな?)、本を抱き締めたくなりましたよ。タイムトラベル系のお話にはあまり興味はなかったんですが、この話は良いです。行間が妙に広く取ってあるのがちょっと不思議なんですが、読んでいるうちに作品の雰囲気にあわせたレイアウトなのかなと思えなくもない…。ま、読んでいるうちに気にならなくなりました。
…そういえば、買ったきり未読のままの「黄泉びとしらず」は一体何処へ行ったんだろう……無性に読みたくなってきました。