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蓮と刀―どうして男は“男”をこわがるのか?
画像ナシなんですよ。(初版が昭和61年じゃ仕方ないよなぁ……)
表紙をスキャンするのもなんだかなぁと思うので、こんな殺風景で始めます。…って何を始める気なのさ、私。
えーと……結論から言っちゃうと非常に面白かったです。古本市で買ったものなのですが、かなりのお気に入りになりました!
ただ、まぁ難しかったですね…文体が幼稚語になってたってオネエ言葉で喋られたってムズカシイもんは難しいんですって(泣)。通勤の時間にだけちびちびと読んでたとは言え、読了まで3週間くらいかかった…。
ホモ本、ということですが、文量のワリにはホモちっくなことはあまり書かれていません。精神分析論寄りと言った方が良いのかな? フロイトのエディプスコンプレックス論から始まって弟子のフロムをばっさり斬ってます。フロイトは一般教養の心理学の講義で聞きかじった程度だったので、前半ホントに何言ってるのかさっぱり分からなかったのですが、次第に分かった気にさせられてしまうのがコワイ……。初の橋本治が「蓮と刀」ってのはちょっと無謀だったんじゃないか、もしかして?
その内また再読したいと思っていますが、これを読んだ男性はどう感じてるのかな…? ホモでもホモでなくとも。ホモフォビアの人は……読んでないか(苦笑)。
まー、まずは夏目漱石の「こころ」を読み直してみようかな。確かに高校生の頃、珍しく好きだなぁと思った本だったんですけど、まさかホモ臭かったからだとでも言うのか当時の私の無意識よ。
あー、そうそう。腐女子のヤオイ思考で萌え萌えして楽しめるような本ではないです。念のため。
画像ナシなんですよ。(初版が昭和61年じゃ仕方ないよなぁ……)
表紙をスキャンするのもなんだかなぁと思うので、こんな殺風景で始めます。…って何を始める気なのさ、私。
えーと……結論から言っちゃうと非常に面白かったです。古本市で買ったものなのですが、かなりのお気に入りになりました!
ただ、まぁ難しかったですね…文体が幼稚語になってたってオネエ言葉で喋られたってムズカシイもんは難しいんですって(泣)。通勤の時間にだけちびちびと読んでたとは言え、読了まで3週間くらいかかった…。
ホモ本、ということですが、文量のワリにはホモちっくなことはあまり書かれていません。精神分析論寄りと言った方が良いのかな? フロイトのエディプスコンプレックス論から始まって弟子のフロムをばっさり斬ってます。フロイトは一般教養の心理学の講義で聞きかじった程度だったので、前半ホントに何言ってるのかさっぱり分からなかったのですが、次第に分かった気にさせられてしまうのがコワイ……。初の橋本治が「蓮と刀」ってのはちょっと無謀だったんじゃないか、もしかして?
その内また再読したいと思っていますが、これを読んだ男性はどう感じてるのかな…? ホモでもホモでなくとも。ホモフォビアの人は……読んでないか(苦笑)。
まー、まずは夏目漱石の「こころ」を読み直してみようかな。確かに高校生の頃、珍しく好きだなぁと思った本だったんですけど、まさかホモ臭かったからだとでも言うのか当時の私の無意識よ。
あー、そうそう。腐女子のヤオイ思考で萌え萌えして楽しめるような本ではないです。念のため。
なかなか面白かったです。江川達也さんの作品は「マジカル☆タルるートくん 」と「東京大学物語」くらいしか知らないんですが、「源氏物語」は出版されたときに、この人の描く「源氏物語」ってどんなんなんだろう…と興味が湧いたのを思い出しました。
作家の作品にこめられた意図っていうのは、本来のものと違ってしまっても読者サイドで解釈してもいいものだろうし、それを想像するのが楽しい部分もあったりするのだろうけど、やっぱり作者がどういう考えを持っているのか、生の声を聞きたいときもあるかなと。しかしまぁ、江川先生がここまで手塚治虫はダメと言ってるとは思わなかった。水木しげるを尊敬しているのも初めて知ったし。
オタク書き手としても、色々考えさせられた本でした。
作家の作品にこめられた意図っていうのは、本来のものと違ってしまっても読者サイドで解釈してもいいものだろうし、それを想像するのが楽しい部分もあったりするのだろうけど、やっぱり作者がどういう考えを持っているのか、生の声を聞きたいときもあるかなと。しかしまぁ、江川先生がここまで手塚治虫はダメと言ってるとは思わなかった。水木しげるを尊敬しているのも初めて知ったし。
オタク書き手としても、色々考えさせられた本でした。