本とか漫画とか映画とかお芝居とか雑談とか
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現代風に舞台がアレンジされてますけれども、内容が内容なだけにあんまり昭和だろうが平成だろうが関係ない気はしました。読んでて時代的なリアリズムはあんまり感じなかったし。
元々私は、夏目漱石はそんなに得意なほうではなく、高校入ってすぐに「我輩は〜」は3ページ目にして挫折、坊ちゃんも最初の数行でお終い、となった中でもこの「こころ」だけは気に入って最後まで読んだ記憶があります。
が。
今回このコミックを読んでいて、内容をほとんど覚えていないことに気づきました。概要は覚えているんですが……。例えば、とある1シーンを読んでいて、小説ではどう表現されていたのか覚えてない。
…ええ、悔しいから読み直します。
あ、マンガとしてどうだったかといえば面白かったと思いますよ。ただ、なんとなく小説読めないからコミックスで読むというものではない気がしました。
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原作も、スレをどういう形で本文レイアウトしているのか気になって一応立ち読みしてみたんですが、やっぱり読みにくかったんですよね。結局、最初の数ページしか読めませんでした。私は2ch語もよく分からないですし…。(まとめスレも面倒な気がして見に行ってない…。痴漢男は読んだのに/苦笑)。
コミックス版は注釈も入ってるし、実際にはテキストで読むはずのレポ部分も絵で見られるのでストーリー自体を追いやすかった。エルメスも結構カワイイ感じでなかなか好印象でした(美女とかどうとかより目茶目っ気がある部分が気に入りました)。
この「電車男」のキャラだったら、別に山田君がキャスティングされてもあんまり意外っていうワケではないのかも。これだとちょっと中谷美紀はキレイ過ぎるような気がするけど。
コミックス版って確か小学館以外の雑誌でもやってた気がするんですけど、それはまた違った表現になってるんですかねー?

コミックスの内容のほうは、まぁ、雑誌で連載始まったときに第一話を読んでいて、そのときに、やっぱり小説は小説で読んだほうが良いなぁと思ったのですが、これはこれで楽しめるのではないかと思います。絵柄がちょっと可愛い過ぎるのがちょっと引っかかるんですけども、年齢層考えたらこんなもんかなぁ…。
ちなみに、この本で一番のお気に入りは巻末収録の取材記だったりします。あさの先生がバッテリーのモデルとした場所が写真と柚庭先生のイラストでびっちりレポートしています。
私はこれだけでも充分満足ですv

でもこの漫画のストーリーはバリバリ少女漫画ですよー。『○○委員長』を主人公にしたオムニバス形式の漫画が…6本、かな? 入ってます。
読んでて結構こっぱずかしくなりますが、このこそばゆいのがチョット快感で好きだったのでコミックスまでGETしちゃったワケですよ。エヘv
それぞれのお話の最後にミニ4コマが描き下ろしされて、これがすごく可愛くて本誌読んでた身としてはオトク気分に浸れました。巻末にも第1話の話の後日談マンガが1本描き下ろしで載ってました。
なんだか疲れてるな〜〜〜〜っていうときに、読むとちょっと癒される…かも。
なにが気に入ったかって、表紙カバーデザイン。可愛い!
ビックリしたのは奥付。手書きフォントか? と思ってしまったカワイラシイ文字で全文書かれてました。か、かわいすぎるよコレ〜〜〜〜!

ちなみに、妹が私にすすめた理由は主人公が私が好きそうなタイプだったからということもあるようなのですが、まさしくご指摘の通りでした…。
どうでもいいけど、登場人物たちの設定が14歳ってのはいくらなんでもやっぱりムリがあるんじゃなかろうかと読んでる間ずっと思ってました。いや、話は面白いんだけどさー。ビジュアル的にもどんどん中学生ってカンジなくなっていくしねぇ…。